湖南省長沙市では13日午前、住民約500人が暴力的な強制立ち退き反対する横断幕を掲げ、スローガンを叫び市政府庁舎前で抗議活動を行い、警官隊に蹴散らされる騒ぎがあった。海外の中国語情報サイト、博訊新聞網が伝えた。

 500人は、強制立ち退きに抗議する横断幕を掲げて、市庁舎で抗議活動を行ったが、武装警察約200人によって解散させられた。抗議に参加した住民の多くは、実際に暴力的に立ち退きを強制された被害者だったという。

 抗議活動が行なわれた同日午後、数百人の警察、検察、裁判所執行官が、同市天心区永遠街57号の曾武氏宅に押しかけ、立ち退きを迫った。ところが、現場で1000人以上の見物人に包囲され、結局立ち退きは不発に終わった。(編集担当:松本夏穂)



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