インテルは8日のセリエA第36節で、フィオレンティーナにホームで3−1と勝利を収めた。レオナルド監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』に対し、次のようなコメントを残している。

「チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を確実にするために必要な勝利だった。呪われた一週間(ミラン戦とCLシャルケ戦の黒星)があって、リーグ戦とコッパ・イタリアで4試合も良い結果を残すのは、簡単なことではなかったよ」

「今日はとても成熟したパフォーマンスだった。すごく暑かったけど、我々は自分たちの力のすべてを示したね。このチームはたくさんのことをやってきた。成熟度やマネジメントという点で、常にうまくやってきたんだ」

レオナルド監督はさらに、後悔はないと話している。

「すべては一つの道のりの一部だ。ミランにとっても我々にとっても、ダービーが決定的になったけどね。勝っていれば、我々が上回っていたんだ。ただ、後から考えても、私はあの試合のチョイスを変えることはなかったと思う。勝っていたかもしれないし、別のやり方であっても負けていたかもしれないんだ。ただおそらく、あそこが決定的な瞬間となったんだろうね」

レオナルド監督はまた、インテルでの初ゴールを挙げたMFコウチーニョに賛辞を送っている。

「今年はたくさんの変更があって、彼にとっては難しい1年だった。我々は多くのことを変えたからね。だが、私はとても満足しているよ。素晴らしい才能を持っているし、成長できるはずだからだ。今日の我々は彼の特長を最大限に生かすことができた」

一方で、FWディエゴ・ミリートについて、指揮官はこのように話している。

「彼が残留するかどうかを聞かれるが、我々はまだ来年のことを考えていない。ミリートは難しいシーズンを過ごした。だが、重要な選手だ。我々は彼のコンディションを取り戻さなければならない。1シーズンで3度も肉離れを負えば、トップでいるのはとても難しいことだ」