1日のセリエA第35節でボローニャを下し、あと1ポイントで優勝というところまで迫ったミラン。試合後、オーナーのシルヴィオ・ベルルスコーニ氏はドレッシングルームを訪れ、全選手に賛辞を送っている。

一方、アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は、「今年の我々はスクデット獲得が目標だと言ってきた。そして1月の補強でそれを裏付けたんだ」とコメント。「チームはベルルスコーニ氏に大きく感謝しなければいけない。サポーターたちも、彼の金銭的努力がなければ、インテルとのギャップが埋まることはなかったことを理解しなければいけないよ」と語った。

さらに、同代表取締役は「今のこの時期をクレイジーになったみたいに味わっているよ」と続けると、ベテラン選手たちの今後について、次のように話している。

「契約延長に関しては、まだ誰とも話していない。それについてはたくさん考えてきたよ。リスキーな選択だったが、選手たちも代理人たちもよくやってくれた。ミランには、すでに別のチームとつながっている選手はいないと思う。シーズン後、最初にこの件に臨むクラブはミランとなる」

なお、ガッリアーニ代表取締役は「コッパ・イタリアのパレルモ戦に備えなければいけない。お祭り騒ぎをする時間はある」と、次節ローマ戦で優勝が決まった場合でも、そのままローマでパレルモとのアウェーゲームに向けて準備することを明かしている。