ユヴェントスDFジョルジョ・キエッリーニは、ピッチ上でのプレーと同じように、断固たる姿勢を見せている。遠まわしすることなく、同選手は「ユーヴェに残りたい」と明言した。

新シーズンに向けて、最初のピースが埋まったということだ。ただし、ユーヴェは今後も主力選手の残留を確定させなければいけない。近いうちにFWアレッサンドロ・デル・ピエーロ、そしてその次にMFクラウディオ・マルキージオの契約更新だ。

ユヴェントスのユニフォームを着て、再び勝利を取り戻すことが、真の挑戦となる。キエッリーニはイタリア『スカイ・スポーツ』に対して、次のように話した。

「僕に関する移籍の噂があるのは普通のことだ。でも正直、関心はないんだよ。僕は新しいスタジアムでプレーしたいんだ。できれば、セルヒオ・アグエロ(アトレティコ・マドリー)のようなカンピオーネと一緒のチームでね。だから、僕はいつもユーヴェを優先してきたんだ」

「最近は、外からチームメートたちを見て、とても苦しんでいた。残念ながら、僕らはホームでのカターニア戦で、大事な2ポイントを落としてしまった。消化できないことだ。ラツィオはチャンピオンズリーグ出場権を争っているし、月曜の一戦は簡単な試合にならないだろうね」

なお、ユーヴェのアンドレア・アニェッリ会長は30日、ヴィノーヴォの練習場でパヴェル・ネドヴェド氏らとともに、選手たちやスタッフ、ルイジ・デルネーリ監督とランチをともにしている。順位や来季の監督問題などから、簡単ではない時期にあるチームのそばにいようという明確なメッセージだ。