ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は先日、「プレツィオージ会長と話しているところだ」と、ジェノアDFドメニコ・クリッシトに関心があることを認めた。同選手と代理人のアンドレア・ダミーコ氏は、この言葉を喜んでいるようだ。ダミーコ代理人はイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、次のように話している。

「ガッリアーニと直接のコンタクトはまったくない。両クラブが合意に至るなら、我々も会うだろう。現時点ではそういう考えがあるというだけだ。彼にはベストの複数クラブが関心を寄せている。フィオレンティーナも重要なクラブだ。だが、ジェノアとミランが合意すれば…」

一方、インテルのマルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)は、「移籍する用意はあると言われた。彼のことを望み、彼も関心のあるチームであるならね」と、MFサリー・ムンタリが移籍するかもしれないことを認めている。

ただし、ムンタリの代役を獲得するとは決まっていないようで、ブランカTDは「状況次第だ。我々にはすでにうまくやっている(ジョエル・)オビがいる」とつけ加えた。なお、同TDはウディネーゼFWアレクシス・サンチェスについて、「彼が1月にインテルのユニフォームを着る可能性はゼロだ」と明言している。

また、FWゴンサロ・イグアインの代役を探すレアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督は、15日の記者会見で、ハンブルガーSVのFWルート・ファン・ニステルローイへの関心を認めた。

「私は個人的に彼のことを知っている。私がプレミアリーグで指揮を執っていたときに、彼もイングランドにいたからだ。彼が加入するなら、私はとてもうれしいよ。ただ、現時点で彼はハンブルクでプレーしており、これ以上多くを言うことはできない」

いずれにしても、ユヴェントスも狙うアトレティコ・マドリーFWディエゴ・フォルランではなく、レアルの第一目標はファン・ニステルローイのようだ。