1時間に100問という「なぞかけ世界記録」に挑み見事達成!チャレンジの模様はNAVER Cafeにて。

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2010年、一躍スターダムにのし上がったお笑い芸人のWコロン・ねづっちが17日(金)、1時間に100個のなぞかけにチャレンジするというイベントが開催された。テーマは「2010年総決算! 今年印象に残ったこと」。SNSサイト「 NAVER cafe 」サイト内のコミュニティ「お笑いカフェ」にてお題を募集し、さらにチャレンジの模様は同コミュニティにて生中継された。果たして挑戦は達成されたのか!?

「ユーキャン新語・流行語大賞」でトップテン入りを果たすなど、その大人気ぶりはご存知の通りのねづっち。そんな彼だが、今回のチャレンジへの意気込みを聞かれると「自信がない」と一言。何しろ、1時間に100問ということは、36秒に1問のペースで答えなければならないのだ。しかし、司会者から「達成したら副賞として(ねづっちの大好きな焼酎)鏡月1年分をプレゼント」と聞かされると「何が何でも達成してみせます!」。テンション高めで同日22:00にチャレンジはスタート。

第1問は今企画が行われた会場にもなった「NAVER」。すぐさま「ととのいました!」の一声に、ギャラリーからは「おお!」と感嘆の声が。

「お茶の間と解きます。その心は、今(居間)います」

その後もスポーツ(「W杯」「斎藤佑樹」「バンクーバー五輪」)、政治(「鳩山由紀夫」「『2位じゃだめなんですか?』」「尖閣諸島」)、エンタメ(「K-POP」「AKB48」「ゲゲゲ」)、はたまた身内ネタ(「ねづっちの結婚」「木曽さんちゅう」「町工場芸人」)と、今年を振り返るに相応しいお題を軽快にととのえるねづっち。そのスピードにはさすが、のひと言である。同席した進行・解説のお笑いジャーナリスト、ラリー遠田氏も「早すぎて感想が言えない」と感心の模様。

途中、参加ユーザーからの物言いがつき、改めて「ととのえなおしました!」という場面も。しかし、そんなロスタイムもものともせずに次から次へと整えて、前半戦終了。30分でその数ジャスト50問。「疲れた〜」と漏らしながらも、順調なペースである。

後半に突入すると疲労感を微塵にもみせずに、さらにペースアップ。「マツコデラックス」「裁判員制度」「本田圭佑」「円高」「渡部陽一」「スマートフォン」などを次々に応えて、ついに最後の100問目に。この時点でなんと8分残すという脅威のスピード! 「達成しちゃうな〜、これ」と、余裕の表情。

100問目のお題は「なぞかけ」。

「催眠術と解きます。その心は、かけたり解いたりして、心を引き出します」

さすがねづっち!と言えそうな、きれいな回答でフィニッシュ! 記録は52分27秒。なんと1問あたり約31秒という脅威の早さで、みごと記録達成!!!

記録達成後の会見では、「達成できたことは素直にうれしい。応援ありがとうございました。これからは適量のなぞかけを頑張っていきたいです(笑)」と、会場を沸かせつつも充実の表情を浮かべていた。

なお、全100問の回答は「 NAVER cafe 」サイト内のコミュニティ「お笑いカフェ」にて見られるので、是非チェックを。さらにこの記録は、なんとギネス世界記録に正式に申請する。認定された場合は、「世界のねづっち」となる予定だ。

頭の回転の早さ、森羅万象の知識量、語彙力、そして気転の良さ。現代社会のデキる男に欠かせない要素ばかりだが、実はなぞかけは、これら全てが兼ね備わってこその成せる技である。これからは、なぞかけができる男が求められる!? かもしれない……。(レポート・八木悠太)