ろうそくでモーテル燃やした男性…保険のおかげで実刑免れる

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韓国の20代の男性が、恋人の誕生日を祝うために用意したろうそくで大規模な火災を発生させるも、加入していた保険のおかげで実刑を免れた。

釜山地方裁判所によると、男性は2月16日午後6時ごろ、釜山のあるモーテルの6階客室で、ベットの上に60個のろうそくをハート形に並べ、火をともしたという。

男性は恋人を迎えに行くため、火を付けたまま外出。キャンドルはその間にベットなどに引火し、瞬く間に燃え広がって結局は6階すべてを焼失させた。男性はこの日、誕生日だった恋人を驚かせるためにイベントを企画したが、出火により2億5100万ウォン(約1800万円)の財産被害を出した容疑で起訴されるはめになった。

裁判所のムン判事は「被告人の過失は重大で、被害規模も大きく禁固刑を宣告したが、過失である上、個人保険により被害額を大部分返済したので執行猶予とする」と述べ、禁固6カ月執行猶予1年を言い渡した。

韓国では、恋人の誕生日を祝うために、部屋中を風船で敷き詰めたり、ろうそくで雰囲気を出すなど、映画に出てくるようなロマンチックなイベントが流行っている。あやうく実刑が下るところだった男性だが、加入していた保険のおかげで大きく救われたようだ。


参照:彼女にろうそくイベントして出火させた男性「保険のおかげで実刑免除」 - 文化日報
参照:ろうそくイベントしてモーテル燃やした20代、かろうじて実刑免除 - ヘラルド経済

(文:林由美)

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