UEFAは25日、レアル・マドリーの調査に動くことを認めた。ジョゼ・モウリーニョ監督のほか、4選手が調査の対象になる。

レアル・マドリーは23日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節アヤックス戦で4−0の快勝を飾った。しかし、この試合の終盤に疑惑の行為が目撃されている。

この日にグループ首位を決めたレアル・マドリーは、警告を受けていたMFシャビ・アロンソとDFセルヒオ・ラモスが、遅延行為で立て続けに退場となった。これが決勝トーナメントに累積警告を残さないための意図的なことではないかと話題を呼んでいる。

そのためUEFAは、11月30日の規律委員会で今回の件を議論することにした。調査対象となっているのは、退場となった2選手とモウリーニョ監督のほかに、GKイケル・カシージャスとGKイェルジ・デュデクである。

試合後、モウリーニョ監督をはじめとした関係者たちは、故意の退場ではないと話していた。しかし、控えのデュデクが試合終盤にカシージャスのところへ行き、何かを伝えていたことは映像に残っている。ここで耳打ちされたことがどのような内容だったのか、疑惑をはっきりさせるためにUEFAが動き出すことになった。