吉野家

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今年4月に巻き起こった牛丼低価格戦争で「松屋」「すき屋」などのライバル店に遅れを取った「吉野家」。しかし、9月に低価格メニューの第一弾として「牛鍋丼」(並盛り280円)をドロップ。リーズナブルな価格に加えてボリュームも満点と評判もよく、発売から1カ月で1000万食を突破するという快挙を成し遂げた。
【データは2010年10月29日12時00分】

随分とお世話になったブロガーも多く、

・とにかく安い! マジで助かる!
・毎日が牛鍋丼。牛丼に比べてバランスもいい。
・なんだろうね。牛鍋丼が飽きない理由って。

などのコメントが日々アップされた。
そんな吉野家が、11月1日に低価格メニューの第二弾となる「牛キムチクッパ」(280円)の販売を発表。予定を遅らせてのお目見えということもあり、
「図表入りの記事はこちら」

・うおおおお〜!! ついについに!
・牛鍋丼に続く昼飯のデフォルトなるか!?
・牛キムチクッパ。とってもいい響き〜。早く来い来い11月。

と、ブロガーも大興奮の様子。
「うまい、からい、やすい」をキャッチコピーにしたこのメニュー。牛丼用の肉と自家製キムチにオリジナルスープを組み合わせたもので、カロリーは牛丼並み盛りの6割程度という414キロカロリー。女性からの人気獲得も狙っている。

・汗まみれで飯食う所をあんまり女子に見られたかね〜。
・ってことは味も薄め? インパクトは強めでヨロシク!
・女性向きといわれても、吉野家には女一人ではちょっと……。

という「女性からの人気も狙う」という部分への意見もあるっちゃあるが、今のところかなりの少数派。吉野家ファンは基本的に完全ウェルカムモードの様だ。

しかし今回の低価格商品の連投は「さすがに息が上がるのでは……」と予測する経済アナリストもいる。
そこで、吉野家以外の大手牛丼チェーン店ではどんな新メニューが話題になっているのかブログ上で調べてみると、

・松屋はハンバーグ祭りを開催中。11月までデミたまを何食いけるか!?
・気になるのは食べるラー油の「食べラー・メンマ牛丼」。やっぱすき屋、好き!
・昼食は週に2日はらんぷ亭。さんま定食が旨い! 秋ですな。

などのコメントが。それらの金額を調べてみると確かに低価格とは別のベクトルで勝負しているのがうかがえる。
時代の流れの先取りなのか、年末までのパワー充電なのか、はたまた吉野家の牛鍋丼&牛キムチクッパに尻尾を巻いたのか! 結果は年末商戦の発表まで待て!!

(山葉のぶゆき/effect)


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