スペインで24日、かつて試合中に突如倒れ、そのままこの世を去った元セビージャのアントニオ・プエルタ氏のことを思い起こさせるトラブルが発生した。サラマンカに所属する31歳のミゲル・ガルシアが、リーガ２部のベティス戦の60分、突然グラウンドに倒れ込んだのだ。

すぐにドクターたちがピッチに駆け寄り、蘇生措置を行なった。選手は心肺停止状態だったため、AED（自動体外式除細動器）も使用されている。ガルシアはその後、救急車でサラマンカの病院へと運ばれ、意識を取り戻した。

ガルシアの容態は安定しているとのことで、幸いにも命の危険はないと考えられているそうだ。だが、残念ながら頻繁にこういったエピソードが起きるのはなぜなのか、スペインでは疑問が投げかけられている。