リヴァプールを巡る大西洋を挟んだ戦いは2日目に入り、ロンドンの高等法院の判事は14日、リヴァプールのトム・ヒックスとジョージ・ジレットの共同オーナーがダラスで起こした訴訟を否定する命令を下した。

そして、その数時間後にはテキサス州地方裁判所の判事が、英国時間15日午後1時に、ボストン・レッドソックスの親会社であるニュー・イングランド・スポーツ・ヴェンチャーズ(NESV)への3億ポンドの売却を差し止めた水曜日の強制命令を取り消すよう要請したNESVに対する審問を行うと決定した。

ヒックスとジレット両氏は同日、ダラスで、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド、NESV、そしてリヴァプールの取締役会を法廷侮辱罪で拘置するよう申し立てた。

それに対して英国の判事は英国時間15日午後4時までにこれを取り下げないと、両氏を法廷侮辱罪に問うと命じている。

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