サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で日本代表はパラグアイと対戦した。試合はPK戦へともつれこみ、日本は3−5で敗退した。中国メディア「京華時報」は日本代表の試合に対し、「試合後、日本代表の選手たちが涙をこらえてサポーターにお礼をしている姿に日本サッカーの魂と意志を感じ、感動を禁じえなかった」と報じた。

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 サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で29日、プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場で決勝トーナメント1回戦が行われ、日本代表はパラグアイと対戦した。試合はPK戦へともつれこんだが、日本は惜しくも敗退した。

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 中国メディア「京華時報」は日本代表の試合に対し、「試合後、日本代表の選手たちが涙をこらえてサポーターにお礼をしている姿に日本サッカーの魂と意志を感じ、感動を禁じえなかった」と報じた。

 記事では、日本代表はもっとも残酷(ざんこく)かつ悲壮(ひそう)な形で南アフリカ大会を去ることになったとしながらも、「華麗で強靭(きょうじん)なサッカーでファンたちの心をつかんだ」と報じた。会場では日本代表のユニフォームを着て、顔に日の丸のペイントを施した多くの白人サポーターを見かけたとし、「世界水準に近づきつつある日本サッカーは、日本人以外のサッカーファンも魅了し始めている」と伝えた。

 さらに、8強入りという自己最高の成績をあげることはできなかったものの、敗退を通じて日本サッカーのもっとも畏敬(いけい)すべき点を見ることができたと指摘。「日本代表の選手たちは、必死に涙をこらえながら、応援のために会場に駆けつけたサポーターに感謝のお礼をした」と伝え、「その瞬間、日本サッカーの魂と意志を感じ取ることができ、心が震えるのを感じた」と伝えた。(編集担当:畠山栄)



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