バルセロナFWズラタン・イブラヒモビッチが再びセリエAでプレーすることはないようだ。同選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は29日、イタリア『ラジオ・ラジオTV』のインタビューで、イブラヒモビッチにイタリア復帰の可能性はあるのかと問われ、「いや、イブラはバルセロナから動かないし、どうして移籍しなければいけないかも分からない」と答えている。

イブラヒモビッチは数日前からミラン移籍の可能性が報じられていたが、ライオラ代理人は「彼はバルセロナを離れたくないと思っているし、クラブも彼を手放したいとは思っていない。期待されていたようなシーズンの終わりは迎えられなかったが、2月まではすべてがうまくいっていたし、彼が出ていかなければいけないなんて言うのは行きすぎだと思う」と話している。

一方、パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長はトッテナムからの関心について、次のように語った。

「(エディンソン・)カバーニと(シモン・)キアルに3500万ユーロ(約37億7000万円)? 彼らは移籍を求めてきたし、なるべく良い解決策を見ていこう。それから我々はその3500万ユーロを再び投資していく。中盤(の補強)が最も必要? 私が最も心配しているのはそこだよ」

一方で、トッテナム側は「パレルモの主張は正確ではない。我々はそれらの選手たちの獲得に動いていない」と、これを否定している。

なお、インテルでは29日、GKパオロ・オルランドーニが2011年6月30日まで契約を延長したことを明らかにした。