ユヴェントスとジェノアが共同保有するイタリア代表DFドメニコ・クリッシトが26日、自らの去就について、次のように話した。

「僕はワールドカップ(W杯)のことを考えている。去就に関してはクラブが考えることだ。ユヴェントスとジェノアが下す決断を待っているよ。両クラブとも僕を信頼してくれている。彼らが話し合っているのは知っているよ。でも、僕としては待つしかない」

「ユヴェントスが再び僕を望んでくれるのなら、何かしら良いことを僕がやったという意味だ。ジェノヴァではうまくやっているし、サポーターが僕のことを好きでいてくれているのも知っている。でも、トリノに戻ることになったら、リベンジになるね」

「ユーヴェの新経営陣? 僕はうまくやれると思っているよ。ただ、前のフロントだって素晴らしい補強をしていた。今シーズンはこういう風になってしまったけど、来年はまたもっとうまくやるはずさ。そのための条件はそろっているよ」

一方、クリッシトはW杯について、現在のチームが良い状態だと主張し、初参戦となる自身にとっては大きなチャンスだと意気込みを示している。

「今の代表はチャンピオンと若手が正しくミックスされている。最高のグループさ。4年前にやったことを繰り返すのが難しいのは分かっている。でも、トライするよ。このグループというものこそ強みなのさ。ピッチで僕らは練習するとともに、楽しみ合っている。正しいスピリットがあるんだよ。23歳でW杯を戦うのは、ほかにはない気持ちだよ。今はこの瞬間を楽しみたい。去年は想像すらできなかったことなんだからね。僕にとっては重要なチャンスなんだ」