モウリーニョ監督「今考えているのはCL決勝のことだけ」
インテルのジョゼ・モウリーニョ監督は、22日のチャンピオンズリーグ決勝を前に、会場となるサンティアゴ・ベルナベウで会見した。

ここをホームとするレアル・マドリーへの監督転身の噂が絶えないが、「マドリー移籍の話は私には問題じゃない」ときっぱり。「チャンピオンズリーグ決勝でプレーする誰だって、他のことを考える余裕はないよ。この試合はあまりに重大で他のことなど考えられない。それが本当のことだ。私は明日のことしか考えていない」と話した。

インテルは、すでに国内リーグとイタリア杯の二冠を達成しており、CLに優勝すればイタリアのクラブとして初めて三冠をに輝くことになる。

「私は夢のことを考えているが、妄想はしていない。選手たちには、妄想ではなく、夢のためにプレーしてほしい。そして、試合が終われば、私だけではなく、誰もが自分たちの人生を先に進めることができる。ワールドカップに出場する者もいれば、海辺に休暇に出かけたり、山へいく者もいるだろう。クラブに残る者も去る者もいるだろう。だが、明日の試合が終わっても、私はこれがインテルでの最後の試合だとは言えない」

「将来のことは4、5日考えて決める。明日の試合が終わっても、私は何も言えない。ポルトで優勝したときは、チェルシーに行くことは分かっていた。だが、今は何も言えない。レアル・マドリーのことは知らない。彼らがどんな望みを持っているのかとか考え方も知らない。私が知っているのはマドリーの歴史だけだ。そして、今の私はそれ以上のことを知らなければと思っているわけでもない」




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