レアル・マドリーMFカカーへの関心が報じられたチェルシー。だが、彼らがアトレティコ・マドリーFWセルヒオ・アグエロの獲得に動くのならば、カカー獲得に支払うだけの金額がなくなるかもしれない。アトレティコとアグエロの契約には、6000万ユーロ(約70億4000万円)以上の違約金が設定されている(ただし、経営難にあるアトレティコだけに、これを下回る金額でも納得する可能性があるようだ)。

だが、英紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド』によれば、ユヴェントスかインテルがチェルシーのプランを邪魔することになるかもしれないという。両チームがアグエロに関心を寄せているというのだ。それだけではない。インテルを離れてレアル・マドリーへ移籍するとも言われるジョゼ・モウリーニョ監督が、同じ街のライバルへ移籍することをアグエロに納得させるかもしれないとも伝えられている。アグエロは移籍するならプレミアリーグで戦いたいとの希望を明らかにしてきた。ただしその場合、彼にとっては減俸を受け入れる必要があるということになる。

同じことは、チェルシーMFジョー・コールとMFミヒャエル・バラックにも言えるかもしれない。クラブは彼らの契約を延長する場合、サラリーをカットすることを決断しているからだ。今シーズン限りでチェルシーとの契約が満了となる両選手。J・コールにはマンチェスター・ユナイテッドやトッテナム、バラックにはシャルケ04などが関心を寄せていると言われるが、2人はそれぞれチェルシーに残ることを望んでいるという。