インテルは7日のセリエA第27節で、ジェノアと0−0のスコアレスドローを演じている。ジョゼ・モウリーニョ監督がベンチ入り禁止処分であることから、試合後にはマルコ・ブランカTD(テクニカル・ディレクター)がインタビューに応じている。

「我々は本来のレベルより少し下のプレーだった。一つのリーグ戦を通じて、そういうことも起こり得るよ。(2位ミランとの勝ち点差)4ポイントをキープしたし、試合数はこれで一つ減った」

「モウリーニョがベンチにいないのは、我々にとって痛いものだよ。監督がいないと、ちょっと気迫を奪うことになることもある。いろいろな理由から、試合中にそういう気迫が出せないこともあるんだ。それに、ミッドウィークの代表戦の影響にも左右された。ウチの多くの選手たちが、90分間フル出場していたんだ。常に最大限の集中力、最大限の意欲でプレーすることはできないよ」

MFサリー・ムンタリは後半の交代時、激怒してピッチを後にしている。同選手について、ブランカTDは次のようにコメントした。

「いつもと同じ理由で怒っていたんだと思う。彼はピッチから出たくなかったのさ。試合への執着を示す振る舞いさ。サリーは素晴らしい青年だよ。ああいう行動はしてはいけない。彼らはプロフェッショナルなんだからね。ただ、彼らは人間でもある。彼らだって、ピッチから出るのは残念に思うことなんだ。それ以上のことでは別にない」