ユヴェントスは6月の移籍マーケットに向け、14日のセリエA第24節で対戦するジェノアの4選手に注目している。ラッファエッレ・パッラディーノ、ロベルト・アックアフレスカ、ドメニコ・クリッシト、アンドレア・ラノッキアの4人である(ラノッキアはジェノアからバーリへレンタル移籍中)。この4人のうち2、3人は、14日の試合でユヴェントスと対戦することになる。

トリノの下部組織で育ったアックアフレスカは、クラブの破産に伴ってインテルへ移籍。だが、インテルは半分しか彼のことを信じず、トレヴィーゾやカリアリへレンタル移籍させてから、彼をジェノアへと放出した。アックアフレスカはミケーレ・パオルッチとトレードされるかもしれない。

また、ジェノアはラノッキアの所有権の半分をユーヴェへ譲る可能性がある。現在は負傷中のラノッキアだが、ユヴェントスは若返りを図る上で、彼をファビオ・カンナヴァーロの後継者と見ているのだ。

一方で、両クラブはパッラディーノとクリッシトの2選手について、共同保有の問題を解決しなければいけない。そして彼らに関しては、道が分かれるかもしれないだろう。ユーヴェはパッラディーノのようなユーティリティー性あるストライカーを呼び戻す一方で、ジェノアにクリッシトの所有権半分を譲る可能性がある。