17日のシエナ戦で負傷したミランDFアレッサンドロ・ネスタが19日、検査を行い、右太ももの筋肉に浮腫が見つかった。ミラン守備陣においてチアゴ・シウバとのコンビで素晴らしいパフォーマンスを見せている同選手は、21日に再び検査を受けることとなっている。

一方、イタリア代表のマルチェッロ・リッピ監督は同日、ミランの練習場ミラネッロを訪れた。同監督はプライベートルームで昼食をとり、レオナルド監督や選手たちと会っている(その中にはネスタのほか、マッシモ・アンブロジーニとマルコ・ボッリエッロも含まれている)。

リッピ監督は『ミラン・チャンネル』に対し、「監督たちや選手たちに会いに行き、彼らと話をすることは、代表監督の仕事の一部なんだ」と話し、「ほかのチームも見に行くよ。(インテルの練習場)アッピアーノ(・ジェンティーレ)には行かない。理由は明白だ。あそこにはイタリア人選手がたくさんいないからだよ」とつけ加えた。

また、同監督は各選手の代表入りの可能性について問われると、「アンブロジーニ? テレビで試合を見ているよ。6月に決断を下す。ネスタ? 繰り返すけど、私は全員のことを見ているよ…」とコメント。インテルとのダービーを週末に控え、好調を続けるミランに対しては、「結果だけではなく、このチームが楽しんでピッチへ向かっていることや、プレーのクオリティーに気がついた。このグループにある熱意とかね。これは強調しておくべきことだよ」と賛辞を送っている。