インテルFWダビド・スアソが30日、ジェノアへ加わることになった。インテルが29日、同選手がジェノアでメディカルチェックを受け、練習や親善試合に参加することを認めたのだ。マーケットが正式にオープンするのは数日後で、まだ公に言うことはできないが、もはやスアソはジェノアの選手になったも同然である。

スアソは買い取りオプションつきのレンタル移籍でジェノアに加入する。現時点でまだジェノアの選手とは言えないが、1月の初旬、おそらくはジェノアがアレッサンドリアと練習試合を行う2日か3日にも、スアソは新メンバーとして紹介されるだろう。

ジェノアでのスアソの初戦は、おそらくリーグ再開となる1月6日のセリエA第18節となる。偶然にも、舞台はインテルの本拠地サン・シーロ。相手はインテルのライバルであるミランだ。

ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長は、イタリア『スカイ・スポーツ』に対し、スアソの獲得を次のように認めている。

「すでにインテルとはスアソのジェノア移籍に関して合意している。我々は以前に彼のことを追っていたが、獲得することができなかった。だが今は、問題ないと思うよ。マーケットが再開すれば、彼のウチへの移籍を発表できるだろう」

一方で、ジェノアはスアソの加入とともに、FWセルジョ・フロッカリを手放すことになる。行き先はおそらくラツィオになるだろう。プレツィオージ会長も次のように認めた。

「今は話し合っているところだが、ラツィオとの合意は近づいている。今は選手本人と話す必要があるね。(ラツィオMF)クリスティアン・レデスマが交渉に入ってくることはない。 (ボルドーMFフェルナンド・)メネガッツォ? すでに1カ月前から選手と合意しているが、クラブとの合意は見てみよう」