１月からミランにレンタル加入するMFデイヴィッド・ベッカムは、少しも時間を無駄にしたくないと考えている。イタリアへ戻ってからわずか４時間後、彼はミランのジャージに身を包み、２度目となるミランでの挑戦に向け、初の練習に参加した。15時にピッチへ到着したベッカムは、チームメートたちから拍手で迎えられ、クリスマス休暇が明けて初となる練習に加わった。ベッカムはチーム練習のすべてをこなしている。

ベッカムは11時、プライベート機でミラノのマルペンサ空港に着陸。待機していたミランの車で移動し、12時45分にはミラネッロ（練習場）に到着してチームメートたちとの再開を果たした。最初に彼を出迎えたのは、アンドレア・ピルロとマレク・ヤンクロフスキー、ジュゼッペ・ファヴァッリだ。

11月22日のMLSのファイナルで敗れ、ロサンゼルス・ギャラクシーでのシーズンを終えたベッカムは、これからシーズン終了までミランでプレーする。目標は、自身を南アフリカでのワールドカップへ連れて行くように、イングランド代表のファビオ・カペッロ監督を納得させることだ。

今回、ベッカムは家族をイタリアへ連れてきていない。一方で、ヴィクトリア夫人はベッカムに、2000ポンド（約30万円）のブルドッグをプレゼント。ブルドッグを選んだのは、「ピッチでのデイヴィッドのスピリット」を表しているからだそうだ。