フランス代表から落選が続いているインテルMFパトリック・ヴィエラが、レイモン・ドメネク代表監督に強烈なアピールをしている。

11月14日と18日に行われるワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフのアイルランド戦のメンバーから外されたヴィエラだが、来年行われる本大会までには復帰できると確信している様子だ。

フランス『レキップ』の中で同選手は、「代表復帰のために、できる限りのことをするよ。そのあと、代表監督は責任を持って選手を選択をするんだ。いまの自分はインテルでレギュラーじゃないから、厳しい状況だろう。ただ、いまは自分本来のプレーレベルを取り戻しているところさ。必要なのはコンスタントな出場機会だね」とコメント。ピッチでプレーし続ければ、必ず代表にとって有益な選手になれると考えているようだ。

さらにヴィエラは、「いまのフランス代表に、中盤の選手で僕よりも優れた選手はいない。きっと自信過剰だと思われるかもしれないけど、自分ではそう思わないよ」と語り、自分の経験と能力に圧倒的な自信があることをアピールした。

それでも、今回のW杯欧州予選プレーオフでフランス代表が敗れることがあれば、ヴィエラが自身の力を証明する場所もなくなってしまう。ヴィエラもひとまずはアイルランド戦での勝利を願うしかないだろう。