パスポート紛失騒動のナポリFWエゼキエル・ラベッシが、17日にチームへと戻ってきた。だが、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、19日にも調査を行うとしている。ロベルト・ドナドーニ前監督の解任を受け、チームを立ち直らせるために就任したワルテル・マッツァーリ監督にとっては、悪くない話だ。同監督は就任初戦となる18日のボローニャ戦について、「私にとって最も難しい試合」と話している。

「我々はすべてをゼロにしなければいけない。選手たちは色々な変更にストレスを感じているが、今はすべての恐れと緊張を失くさなければならない。チームとしても、個別にも、選手たちとは話した。彼らのことは守ると伝えたけど、ピッチ上は別だよ」

「ポチョ(ラベッシの愛称)については、こう言っておこう。彼が代表に参加していたこと、パスポートを失くしたことを知っている。そして、そうではないという証明がなされない限り、私は選手たちの善意を常に信じる。抜かりがあったけど、彼のことは信じる。それだけだ」

「そのうえで、彼のコンディションをチェックする。客観的な事実も存在するんだ。我々は互いを知ることができなかった。火曜に電話をしたが、その後に状況が変わったからね。練習で起用するかどうかは決めるよ」