TBS系列「S1スパサカ」(3日放送分)では、「岡田監督に直撃SP」として、サポーター100人から“岡田監督に聞きたくても聞けなかったこと”を番組キャスターの小倉隆史が直接本人へとぶつけた。

“聞きたくても聞けなかった”と聞いて、「俺に?それは止めといた方がいいな」とおどけてみせた岡田監督だったが、まず、W杯ベスト4という目標にサポーター100のうちの8割が“無理”と回答していることについて、「いいんじゃない。人がどう思おうと関係ないから、俺には。いけると信じてやっているだけだから」と真顔で語った。

そして、“ベスト4にいけるという裏付けは?”という問いには、「ドイツがベスト4にいく裏付けって何なの?ブラジルの裏付けって?過去の実績なら、(日本がベスト4にいくのは)あり得ない。しかし、新しいことにチャレンジすることに、裏付けなんて何もないわけだよ。ベスト4、そんなの無理だよっていった瞬間に何も起こらない」といい、「単なる目標なんてない。目標っていうからには全てを懸けている」と意気込んだ。

その他にも、“中村俊輔に頼りすぎ”という問いには「全くそう思ってない」と話す岡田監督は、代表に呼んでほしい選手として、石川直宏や森本貴幸らの名前が挙がるも、「申し訳ないけど、俺には関係ない。そういうことで左右されないで決めることが代表監督には必要なわけ」と説明する。

また、“ベンチにいるだけで効果大”との理由で、いまだ三浦知良&中山雅史を代表メンバーに推す声があることに、「カズ、ゴンはずっとよく知っているし、彼らの素晴らしいところって分かっているけど、今回のW杯のベンチという枠にはちょっと厳しい」と返答する岡田監督は、小倉から11年前のW杯代表メンバーからカズを外したことを改めて聞かれると、「もう二度と出ねえ、この番組」と怒りを露わにしつつ、「散々、98年から11年間いってきているけど、俺は日本代表が勝つためにどうするべきかを考えているだけ。もう千回以上いってきた」と不機嫌そうに答えた。