バルセロナのラポルタ会長の発言で、マンチェスター・シティからの“天文学的な”オファーを受けていることが明らかになったサムエル・エトオ。

 しかしエトオの代理人ジョセプ・マリア・メサジェスは次のように語り、これを否定している。

 「ラポルタは天文学的なオファーなどといってエトオにプレッシャーをかけているだけだ。我々はシティとは話していない。ラポルタの話は真実と現実味に欠けるものだ。我々がシティへの移籍金の半額を要求しているというのも完全な嘘だよ」

 またエトオの去就については次のように語っている。

 「エトオはバルセロナに残りたがっている。ただ、移籍の可能性がないわけではない。クラブはシティからオファーがあるというけれど、彼らがクラブ間で合意すれば我々も合意するのはそう難しくない」

 エトオとバルセロナの契約は残り1年。バルサ側としてはこのタイミングで売らなければ、来年には移籍金ゼロでの放出となってしまう。果たしてエトオはバルサに残留するのか、それともシティへ行くのか。この問題は泥沼化しそうである。