■第6試合 ウェルター級/5分3R
ブロック・ラーソン(米国)
Def.1R3分6秒/肩固め
マイク・パイル(米国)

遠い距離からローを見せるパイルに、ラーソンはテイクダウンの機会を窺っているのか手を出さない。すぐにブーイングに包まれる館内、ラーソンはラフなパンチを見せ、パイルを押し込んでテイクダウンを狙うと、パイルはギロチンへ。

オモプラッタから、ヒザ十字と流れるようなテクニックを見せたパイルだったが、足を引き抜いたラーソンがバックコントロール。ならばとパイルは前転し三角絞めへ。これを持ちあげて叩きつけたラーソンに対し、パイルは潜りスイープを狙う。

足を抜きラーソンがパスガードを狙うと、タートルポジションになったパイルだが、首を固めながら、ラーソンがトップを取った時には肩固めの態勢に入っていた。足を抱えてエスケープを図ったパイルだが、タイトに巻きつかれた腕を振り払うことはできずにタップアウト。両手をキャンバスに叩きつけて悔しがるパイル、エクストリーム・クートゥアーという最高の環境にあるためか、デイブ・メネーやグレッグ・ネルソンといった地味ながらサブミッションを習得しているミネソタのMMA集団を甘くみていたのかもしれない。

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