その発言で何かと物議を醸し出すことの多い元バルサの選手であるフリスト・ストイチコフ氏が1990年代後半にバルサで指揮を執ったルイス・ファン・ハール現AZアルクマール監督について辛辣な言葉で“口撃”した。

「彼は本当に愚かでこっけいな人間だ。頭は大きいが、脳みそは小さい。私はフットボール人生の中でずっとフォワードとしてプレーしてきたが、彼は私をサイドでプレーさせた。彼が偉大な監督と思われていることに価値はないし、フットボール界の偽りだ。彼から学んだことなど何もないし、もし彼が同じ時期にバルサにやってくるとしても、彼のスタッフになることはない」。

　ストイチコフ氏のバルサ在籍時の指揮官であったヨハン・クライフ氏を史上最高の監督と評する一方で、ファン・ハール監督についてはそうバッサリ切り捨てた。

　また、現バルサについても触れ、デコやロナウジーニョのような選手が出て行ったとはいえ、「今年のチームはベストだろう」とコメント。対して、ライバルであるレアル・マドリーについては「チームの骨組みは維持しているとはいえ、補強がうまくいかなかったし、厳しいだろう」との見解を示している。現在フリーの身であるストイチコフ氏だが、夢は「いつの日かバルサの監督になること」だそうだ。

(スペイン通信)