8月24日北京オリンピックも閉幕した。テレビ番組「2008北京五輪総集編」(日テレ系)の中で、明石家さんまが北京現地でロシアの「イシンバエワ」選手にインタビューする場面が流れた。
なごやかなやりとりに気をよくした弾みで「セクハラ」寸前の言動もあり、ヒヤリとさせてくれた。


北京五輪、棒高跳び女子で新記録で優勝したロシアの「エレーナ・イシンバエワ」。彼女は腹筋美のすばらしさでも有名で競技場でもカメラマンらが群がっていた。
明石家さんまは彼女へのインタビューでも、いつもの調子でくだけた感じで進めていた。彼女が覚えた日本語のひとつが「さんまさん」だとわかると、さらにトークが好調になったところで、

「腹筋がとてもすばらしいけれど、ちょっと見せてもらうとかは無理でしょね?」

とさらっと聞くと、なんと彼女はシャツをあげて2秒間ほど腹筋を披露してくれたのだ。
あわてたのはスタッフで、さんまを通してNG合図が送られた。
腹筋を見ることはできなくなったが、まだ、こだわるさんまは、

「腹筋は何段に割れてるのん?」

と聞くと、彼女はシャツの上から復帰の割れ目を数えだした。

「エイト、エイトに割れてるワ」と彼女。

それを聞いたさんまは、彼女のシャツにさわるかさわらないかのところに手をあてながら、数えだした。

「ワン、ツー、スリー、フォー、・・・セブン、エイト・・・ナイン」

と言いながらなんと「ナイン」でイシンバエワの胸を数えたのだ。

まさかイシンバエワが「ナイン」は「ぺちゃぱい」だという意味を知ることはないだろうが、

胸を数えるこの行為は日本ではヘタをすると「セクハラ」である。もしかしてロシアではまだ厳しいかもしれない。
大丈夫か?と見ているこちらが冷や汗ものだった。

結局、彼女はニコニコ笑いながらもタオルを頭からかけて照れていた。それだけで終わったので良かったのだが。

世界の一流アスリートが集まるオリンピックで、しかも金メダリスト相手のインタビューである、少しはトーク内容も考えてやるべきだったと思う。

(編集部:TAKESHI)

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