花粉症と食生活の関係(アレルギーを改善する食事)

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花粉症は各部位が花粉に対して起こすアレルギー反応から、目のかゆみや鼻水、くしゃみなどが症状として表れると勉強してきた。

では、アレルギーの防御、対策の一環として、食べ物で体質を改善し、花粉症を治すことはできないのだろうか?

残念ながら、花粉症と食べ物の科学的な解明はまだきちんと証明されたものはなく、ただし、「アレルギー」の原因が人間の免疫機能に因を発していることは確かで、免疫機能に作用する食べ物を取り入れることが当面の対策とのこと。

では、まずは花粉症(アレルギー)に効果があるとされている成分をたくさん含む食べ物から積極的に取り入れてみたい、とサプリメントアドバイザーに相談してみた。すると、ポリフェノールがかなり効果が高いとのこと。

ポリフェノールは赤ワインなどに多く含まれている成分で、活性酸素を除去する働きを持ち、「抗酸化作用」が高いことで知られている。老化を遅らせるともいわれているのでベリー類のハーブティや、赤ワインを飲むことでも多く取れるらしいので、女性には特にお勧めだ。また、花粉症の症状をなるべく軽くするには、免疫力を高めるビタミン・ミネラル類などを多く含む野菜をしっかり食べることがと効果的だが、加えてポリフェノールを取ると効果的とのこと。

食生活の改善は当たり前のことのようだが、毎日の食事をバランスよく取ることを習慣化して継続するのはなかなか難しい。特に、仕事をしている女性やサラリーマンには、外食の機会や偏った食事の機会が多い。そのような食生活の積み重ねが、アレルギー症状の始まりとなり、いずれ花粉症を併発する原因となっているのでは?ということは、すでに多く医療関係者から言われている事だ。

まずは、この時期だけでも、日常の食生活を野菜中心の食生活に変えて、さらにポリフェノールやミネラルを多く含む食物やサプリメントをとることから始めてみてはどうだろう?パスタやピザなどの食事を会席風の野菜中心のお弁当に変えるだけでも少しは体質が改善するとのこと。さらに、アドバイザーの助言では、白砂糖を多く使った甘いものやリノール酸を多く含む植物性油の摂取を控えることは、花粉症患者の常識とのこと。

花粉症の症状が出ている間は、特にケーキや揚げ物はなるべく控えましょう、ということだ。女性にとっては夏に向けて、ちょうどダイエットにもよいのではないだろうか?

ただし、今年から実行してもすぐに効果が出るのは厳しい。とりあえずの対策に、ポリフェノールを多く含むサプリメントをとるのを薦められた。また、習慣として、外から帰ったら家の中に花粉を持ち込まないように手を洗ったり、服を清潔に保つようにしたい。

それでも、ついつい忘れてしまいがちなのが目の対策。チバビジョン?から発売されている「デイリーズアクア」はたんぱく質などのアレルゲンを寄せ付けない「非イオン性」の1日使い捨てタイプのコンタクトレンズで、しかもレンズの素材自体がたっぷりの潤いをもたらすという高含水レンズ。このレンズは通常の「イオン性」のコンタクトレンズと違い、涙の中に帯電している汚れを引き付けにくく、その汚れの付着量は「イオン性」に比べて1/300(*1)とのこと。

たんぱく質などの汚れにも強いということで花粉症のコンタクトレンズユーザーにとってはぜひ使ってみたいレンズだ。

今年から、野菜とミネラルを多く含む食べ物を中心の食生活に変えて、ポリフェノールの(*2)サプリメントを取り、コンタクトレンズもこの非イオン性のものに変えることで、来年の花粉症の時期にはかなり快適に過ごせるのではないだろうか?

*1たんぱく質の付着量を比較 佐野研二「あたらしい眼科17(7)2000 日コレ誌学会誌42:68−73、2000

*2サプリメントはアドバイザーの指導を受けて、的確に摂取してください。

販売名:フォーカス デイリーズ 承認番号:21000BZY00068000

・コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の検査・処方を受けてからお求めください。
・コンタクトレンズをご使用の前には、必ず添付文書をよく読んで、使用方法を守ってください。
・目からはずしたレンズは再使用しないでください。

■製品に関するお問合せ先
チバビジョンダイヤル(24時間365日対応)
0120−389103(ミワクノヒトミ)

デイリーズ アクア-チバビジョン
花粉症対策特集2008

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