前半、相手GKと接触する巻<br>【photo by Kiminori SAWADA】

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 サッカーのキリンチャレンジカップ第2戦、日本代表はボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦。前半は無得点に終わるも後半23分、DF中澤佑二がセットプレイから先制点を奪うと、後半38分、MF山瀬功治が追加点を決める。終了間際にも山瀬が決めて3対0で快勝した。

【試合詳細】日本代表 vs ボスニア・ヘルツェゴビナ代表 - キリンチャレンジカップ

 イビチャ・オシム前監督が見守る中、行われた一戦。チリ戦と比較すると、日本は立ち上がりから、テンポよく攻撃を仕掛ける。トップ下の大久保嘉人、中村憲剛、遠藤保仁が積極的にボールに絡み、ボスニア・ヘルツェゴビナのゴールを襲った。33分には、巻誠一郎の負傷で山瀬功治が投入されると、さっそく決定的な場面を演出。得点の可能性を大いに感じさせた。

 後半に入っても日本ペースは変わらず。そして後半23分、待望の先制点が生まれる。ショートコーナーから山瀬がシュート。当たり所が悪く、ボールはファーサイドに流れるも、中澤が押し込んで岡田就任後、初得点が生まれた。さらに後半38分、山瀬功治が絶妙なタイミングで抜け出すと、大久保のパスを受けGKと1対1に。これを落ち着いて決め2点目。

 終了間際にも駒野友一の素早いリスタートから、高原に代わって投入された播戸竜一が絶妙なポストプレイで山瀬にボールを落とすと、なんなく流し込み3点目を奪った。

 2月6日はいよいよワールドカップ3次予選が開始。ホームでのタイ戦に向け、実りの多いな最終調整となった。