■第2試合 ライトヘビー級/5分3R
ジェームス・リー(アメリカ)vs アレッシオ・サカラ(イタリア)
×[1R1分30秒/TKO]○

ATTでトレーニングを積んでいるイタリア人アレッシオ・サカラが、そのポテンシャルを遺憾なく発揮した。

25勝2敗という戦績を残しているリーがタックルを狙うが、サカラは首を押さえ懸命にディフェンス。一度はテイクダウンを奪われるがすぐに立ち上がることに成功する。二度目のテイクダウンアテンプトも、立ち上がることに成功したサカラは、足を掴み続けるリーの顔面に重い重いパウンドを落とすと、へしゃげたように腹ばいになったリーの頭部に、サカラは追い討ちの拳を落としTKO勝ちを収めた。

サカラは「ATTに移り、モチベーションが上がった。ライトヘビー級のベストファイターになる」と宣言した。その強烈な拳で、ライトヘビー級に新風を巻き込みそうだ。

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