冬になると寒いので暖房をつけて換気を怠ってしまいがち。GIGAZINE編集部でも、一人が風邪をひくとそれを延々とうつし合う悪循環に陥って、一時は全員セキをしているような悲惨な状態に陥りました。そこで空気清浄機を導入することにしたのですが、なかなか目的の品が見つからず悪戦苦闘。そこで編集部員の健康診断に来てもらった女医さんに「病院では何かこういう空気清浄機のようなものは使っているのか?」と質問したところ、今回レビューするニプロの「空気浄化機 NS-457」を教えてもらいました。

そもそも名前が空気「清浄機」ではなく「浄化機」ということで、すごい威力を期待させます。

詳細は以下から。
NIPRO−ニプロ株式会社−

ニプロのサイトにリリースが見あたらなくなっていますが、以下にキャッシュが残っています。

細菌を死滅させる酵素フィルタ搭載の「空気浄化機」を発売

箱到着。


さっそく開封して取り出す。


リモコンや電池も付属。


いきなりコンセントを挿して使用開始とはいかず、BIO HEPAフィルターを取り付けないといけません。


フロントカバーを開ける。


黒いフィルターを外す。上の出っ張りを引っ張ると簡単に取れます。


下にあるのがBIO HEPAフィルター。


袋に入っているので開封。


BIO HEPAフィルターの横に「マエ」と矢印つきで示してあるので、そちらを前になるようにセット。


フィルターを戻してカバーを閉じる。


リモコンはこんな感じで、あらゆる操作が可能。


起動してみた。最初に電源を入れるときにはきれいな空気の状態を覚えさせる必要があるそうなので、たっぷり換気してからコンセントを挿しましょう。


運転を開始するとこのような表示になる。自動運転中。


よごれモニター。まだきれいらしい。


よごれるとこんな感じで表示される。


本体の運転ボタン。基本はリモコン操作の方が楽。


ファンが激しく回転中。


ムービーで見るとこんな感じ。出てくる風がデジカメのマイクに当たるのですごい音になっていますが、実際は静か。


しばらく使ってみたところ、ハウスダストが原因と思われるセキはほとんど出なくなりました。パソコンのファンにたまるほこりや上に積もるほこりの量も激減したので効果はかなりある模様。また、においについてもかなり強力に脱臭してくれているらしく、部屋に入ったときのいわゆる生活臭のようなものがほとんど皆無に。これだけ機能が強力だと動作音も最初はうるさそうかな?と思ったのですが、運転音はわざわざ静音モードにしなくてもそれほどうるさくありません。むしろオフィス用のエアコンの方がうるさいぐらい。あと、今回はよくわかりませんでしたが、医療現場などでも使われているだけのことはあり、細菌なども滅菌して死滅させてくれるとのこと。とりあえずこれの導入によってちょっとだけ環境が改善しているっぽいです。

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