3日にCLの8試合が行われ、ドローの1試合をのぞくと、6試合はアウェイのチームが勝利を収めるという珍しい現象となったが、唯一ホームチームが勝利したのがセルティック対ミラン戦。
 雨のパークヘッドで行われた試合、前半は0−0で折り返したが、62分にセルティックのマクマナスが至近距離から押し込んで、ようやくミランの固い守備を破った。しかし、その6分後にはアンブロジーニが倒されて得たPKをカカが決めて、ミランが追いつく。
 ホームで勝利が欲しいストラカン監督は85分にケガから復帰した中村俊輔を投入、これが奏功して中村を起点とした攻撃から、マクドナルドが決勝点をたたき込んだ。
 なお、ロスタイムにピッチに侵入したファンがミランGKジーダの顔を殴り、ジーダが担架で運び出されるという場面があった。
 
 もう1試合ではシャフタール・ドネツクがアウェイでベンフィカを1−0で下した。
 この結果グループDは2連勝のシャフタールが首位。セルティックとミランは共に勝ち点3となり、ベンフィカは勝ち点0で最下位。