スペインの名門レアル・マドリーからイタリアの古豪サンプドリアに電撃移籍を果たしたFWアントニオ・カッサーノが18日午前、記者会見に臨んでいる。

 サンプドリアが拠点を置く街ジェノバのスターホテルで行われた入団記者会見の場に姿を現した南イタリア・バーリ出身の天才カッサーノは「このクラブが、街が、そして環境が最適だと信じてここジェノバを選択した。自分は常に“愛情”を必要としており、それを感じられる限りは100パーセントで返したい。自分が困難に陥っているときにも自分のことを信じてくれたサンプドリア、そのプロジェクトに是非貢献したい」と語り始めた。

 大勢の報道陣を前にカッサーノは続けて「サッカー選手として主役の座に返り咲きたい。自分自身のことは信じている。背番号99?それは9+9でもいいし、ロナウドの背番号でもあるし」と締めくくっている。