スペイン出張からイタリアに帰国したASローマのダニエレ・プラデGMが、“ASローマ退団説”が浮上するDFクリスチャン・キブーについて言及している。“キブー獲得”に動くクラブが多数現れる中、プラデGMは「バルセロナからのオファーはとても興味深い。我々ASローマの要求は1800万ユーロ(約30億円)以上で変わりはない。スペインクラブ(バルセロナ)のオファーは確かに興味深いが、現状では保留の段階で公に出来るような状況ではない」と説明。また今週末にも新たに両クラブ間での話し合いが持たれる見通しとなっていることを明かしている。

 一方“キブー獲得”に乗り出していると報道されているインテルの動向について、プラデGMは「インテル側から正式なオファーは届いていない。つまり、選手(キブー)がバルセロナ側からのオファーにイエスと言えば、バルサのユニフォームを着ることになる」とコメント。ルーマニア人DFの去就は既に情報戦の構えを見せている。