今年で34歳になる八代みなせ。かつてはグラビアアイドルとして多くのDVDを発表してグラドルファンのハートを釘付けにし、2007年には佐倉真衣や神谷美伽とともに3代目ミスマリンちゃんにも選ばれた実績を誇る。

ここ数年は映画やドラマ、舞台に出演し、女優として大活躍。最近ではフジテレビ系『海月姫』などが記憶に新しい。そんな彼女が、10年ぶりとなるDVD『Lisianthus』(ラインコミュニケーションズ)をリリース。その発売記念イベントが26日、東京・秋葉原の書泉ブックタワーで行われ、10年振りに復活したグラビアや今後の活動展開、気になる恋愛などを語ってくれた。


「今回のタイトルでもある「Lisianthus」はトルコギキョウという意味なんですが、それに合わせたイメージのワンピースにしてみました。私服ですよ♪」とファッション解説で幕を開けた八代のイベント取材。残念ながら水着姿ではなかったが、かつての美脚とくびれは10年ぶりのDVDで確認してもらうことにして、上品な仕草は相変わらずで、34歳という大人の艶やかさについ惑わされそうだった。

そんな彼女の魅力が詰まった最新作は、2月に海外ロケとなるグァムで撮影されたもの。「久々の海外でもあったので、撮影を楽しみにしていました。ロケではお天気にも恵まれましたよ」と久々の撮影も楽しんで撮影できたという。ストーリーは「一緒に男性と旅行をするという設定となっています」と語ってくれたように、今作では八代と疑似恋愛ができる内容だ。そのようなシーンが展開されていく中、印象に残ったシーンを「競泳水着で泳ぐシーンがあるんです。私は元々インストラクターをやっていて泳ぎに自信があったんですけど、久々だったせいか、体力のなさにガッカリしました(笑)。でもまあ泳げた方だと思います」と自虐的に振り返った。

体力的に衰えたとは言うものの、八代がDVDをリリースした10年前の20代とは異なり、随所で34歳の大人フェロモンがさく裂している。「ジャグジーのシーンはセクシーだと思いますよ。バスタオル一枚で身体を隠し、そのバスタオルを広げて背中をお見せしました(笑)。今までになかったシーンなので、ドキッとしてもらえると思います♪」とセクシーさをアピールするなど、アラサー女子の余裕さえ感じさせた。

今作のリリースでグラビア活動は約10年ぶりとなった八代。「初めてDVDを出したような感じでした」と振り返ったように、今作の撮影初日はキャリアのある八代でさえ緊張したそうだが、「やっていく内に感覚を取り戻せました。現場の雰囲気も良かったですし、自然な感じで撮影できました」とブランクを感じなかったとか。

また、今作では初めてウエディング風水着を着用。「年齢も年齢なので近々こんな姿を見せられたらイイなとは思います」という彼女に、結婚の予定を尋ねると「残念ながら今のところは…」と淋しげな表情も、「できれば結婚したかったんですが、平成のうちは諦めてました。34歳にもなったので、40歳までにはいいお相手を見つけて結婚できればと思います。一緒にいて楽しいというか、笑い合えるお相手がいいですね。性格が合えば」と結婚に対する思いを語っていた。