コリンズ(右)は18歳ながらすでにトップチームで公式戦5試合に出場している photo/Getty Images

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今夏センターバックの補強に動くことが予想されるマンチェスター・ユナイテッド。その第一候補としては、かねてよりナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの名が挙がっている。しかし、同選手との交渉は難航していると現地各メディアによって報じられている状況だ。

もしクリバリの獲得が失敗に終われば、マンUは代役を探すことになる。クリバリはすでに世界トップクラスのセンターバックであり、完成された選手だ。そう何人も彼に匹敵する選手がいるわけではない。そのため、同クラブは伸びしろのある18歳の獲得も検討しているようだ。

その18歳とはチャンピオンシップ(英2部)のストークに所属するDFネイサン・コリンズ。英『talkSPORT』によると、かつてマンUで活躍し現在ストークでプレイするMFダレン・フレッチャーが、コリンズ獲得を古巣に推薦しているという。

コリンズはアイルランドの世代別代表に名を連ね、U-17時代には主将を務めた有望株だ。今季は主にU-23チームで活動した彼だが、4月にトップチームデビューを飾るとそこから公式戦5試合に出場した。

実績から見ると、コリンズはまだまだ経験が必要な若者だ。現時点でクリバリの代役を務めるには力不足と言えるだろう。しかし長期的な再建を目指すマンUにとって、若い力が必要なのもまた事実。はたして、マンUは今夏この若武者を迎え入れることになるのだろうか。もしかすると数年後、コリンズはマンU守備陣の核と言える存在になっているかもしれない。