お金を貯めるために節約は欠かせないもの。ESSE読者のなかにも、節約を楽しみながら工夫にあふれたギリギリの節約ワザ(=限界節約術)を普段の生活に取り入れている人がたくさんいました。
その“限界度”を、節約家として有名なオードリーの春日さんがジャッジ。限界節約術で貯められる人を目指して!

皆の節約術の“限界度”をオードリー・春日さんがジャッジ!



●大事にしているのは“コストパフォーマンス”

“あめジュース”や“牛丼を6回に分けて食べる”など数々の伝説的なエピソードを残し、節約家として知られる春日さん。とはいえ、笑いのネタのためではなく、あくまでも“ライフワーク”として行っているだけだといいます。

「周りは関係なく、あくまでも自分がその商品やサービスに納得してお金を払えるかが行動の基準。いい部屋でリッチ感を味わうより、激安アパートでも工夫して快適に過ごすことの方が僕にとっては重要。それに、同じものなら1円でも安く買った方が気分いいじゃないですか。ペットボトルのカフェオレも、150円で買うより特売を探して買った78円のものの方が断然うまく感じるんですよね。そこまでする? と言われても、自分が満足できればそれでいい。それが僕にとっての“コストパフォーマンス”です。もちろん節約を恥じたことはありません」


自らも限界節約術を実践する春日さんがジャッジ!それでは、春日さんと一緒に、読者のギリギリな節約術を拝見しましょう!

家族の協力を得るのが大事!みんなで節約を楽しもう



●夫婦共同の財布でお金を管理する


長谷部智子さん(仮名・東京都・33歳)
夫婦で決まった予算を専用の財布に入れています。月の初めに週ごとの予算と予備のお金を専用の袋に入れ、それを財布に移すだけ。2人でサボらず毎週やっています。

★春日さんのジャッジ:限界度1


●リビングで生活して光熱費をカット


筒香由美さん(仮名・東京都・43歳)
子どもが小さいうちは、日中はもちろん寝るときも1階のリビングで。照明のほか、エアコンも年間とおして1台のみの稼働ですみ、電気代が最小限に抑えられています!

★春日さんのジャッジ:限界度2


●電気を消し忘れたら罰金を払うルール


石崎裕子さん(仮名・愛媛県・41歳)
電気を消し忘れた人は1回につき10円を入れる貯金箱ならぬ“罰金箱”を用意。これだけでつけっぱなしが激減しました。貯まらない方がいいけれど(笑)、貯まったら外食費に回す予定。

★春日さんのジャッジ:限界度2


●家族全員で風呂に入ってガス代を節約


上田麗奈さん(仮名・千葉県・31歳)
わが家では、家族のコミュニケーションも兼ねて“みんなでお風呂タイム”を楽しんでいます。追いだきをせずにすむので、プロパンガス代がかなり抑えられているはず。

★春日さんのジャッジ:限界度3


●教えてくれた人
【春日俊彰さん】

1979年、埼玉県生まれ。お笑いコンビ「オードリー」のボケ担当。ニッポン放送の番組をまとめた『オードリーとオールナイトニッポン まだまだ30代!編』
(扶桑社刊)が発売中

<撮影/難波雄司(春日さん)、林紘輝 イラスト/そで山かほ子 取材・文/ESSE編集部>