宮崎美子

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女優の宮崎美子が5日、南アフリカの内陸国である「レソト王国」の親善大使に選ばれ、都内で行われた就任式に出席した。

同国は、南アフリカ共和国に囲まれた高地にあり、最も低い地点で海抜1400メートルもある特徴がある。世界でもっとも標高の高いところに位置していることから「天空の王国」とも呼ばれている。

宮崎はおよそ4ケ月前に、レソト王国の大使館に訪れ「私に出来ることがあれば」と、打診された役目を引き受けたという。そこでは、女性のパレサ・モセツェ全権大使と対面し「温かい人柄に触れて、決断しました」と振り返った。

そこから気持ちが変化があったそうで「責任重大だと感じました。『何が出来るか』という問いが最初にあって、でもそれは、戸惑いではなく、課題だと思っています」と徐々に整理できていった心境を明かした。

その課題はシンプルなもの。「レソト王国のことを少しでも、多くの人に知ってもらう"お手伝い"をすることです」とニッコリ笑って説明した。

一般レベルで、同国との交流促進。宮崎は、まだ入国した経験はないが、今後に向けて「美しい自然環境に恵まれた天空の王国である反面、経済的な困難も抱えている現実もあるとのことです。ありのままを多くの方にお伝えするつもり。その過程で私自身も、レソト王国の理解を深めていきたいと考えております」との想いを固めていた。

▼ 「レソト王国・親善大使」就任式より

(左から)宮崎美子、パレサ・モセツェ全権大使


なお、宮崎が着用していたブルーのドレスは、就任状を贈ったパレサ・モセツェ全権大使の妹さんが手掛けたもの。頼み込んで特別に仕立ててもらったものだという。

集まった記者に「見てみて、このブルー。ラッキーカラーなんです」とお茶目にふるまった宮崎。「このドレスを着こなし、出掛ける場所を増やしたい」と目を輝かせていた。

▼ 「レソト王国・親善大使」就任式より

宮崎美子