『ゴーストバスターズ』オリジナル版の続編が製作決定!2020年公開
1980年代を代表する大ヒットコメディー映画『ゴーストバスターズ』の新作が、2020年のサマーシーズンに公開されると Entertainment Weekly が報じた。オリジナル版を監督した、アイヴァン・ライトマンの息子ジェイソン・ライトマン監督がメガホンを取る。
『ゴーストバスターズ』は、ニューヨークを舞台に超常現象を専門とする研究者たちのゴースト退治ビジネスを描いた作品。父アイヴァンの代表作を受け継ぐことになったジェイソンは、『マイレージ、マイライフ』(2009)、『JUNO/ジュノ』(2007)でアカデミー賞監督賞にノミネートされた実力派で、「6歳でセットを訪れて以来、僕は自分を最初の『ゴーストバスターズ』ファンだと思ってきました。この映画を、全てのファンのための作品にしたいと思っています」と同サイトに語っている。
さらにジェイソンは、新作がリブートではなくオリジナル版の次のチャプターになると明言。「80年代に起きた事が80年代の出来事として存在する、現代を舞台にした物語になります」とのことだ。アニメ『モンスター・ハウス』のギル・キーナンと共同で脚本も担当するということだが、詳細は明かされておらず、オリジナルキャストのビル・マーレイ、ダン・エイクロイドらが出演するかも不明。ゴーストバスターズの一人、エゴン・スペングラー博士を演じたハロルド・ライミスは2014年に亡くなっている。
数か月以内にも撮影に入る予定で、Varietyでは、ジェイソンが4人のティーンエイジャーのカメラテストに入っていると報じている。ちなみに『ゴーストバスターズ』は、2016年に女性キャストを起用したリブート版が公開されている。ジェイソンはリブート版をリスペクトしており、「もっと彼女たちの物語が観たいと思っていますが、今回の映画は、オリジナル版の軌跡に沿った作品になります」としている。(編集部・入倉功一)