花椒や唐辛子の辛みと干し海老や松の実、八角などのうまみがたっぷり入った「食べる麻辣醤」がカルディコーヒーファームから登場しています。シンプルな食材にかけるだけで「台湾風」になるとのことだったので、事実を確かめるべく、色んな食材と合わせて食べてみました。

【オリジナル】食べる麻辣醤(マーラージャン) | 新商品情報 | カルディコーヒーファーム

https://www.kaldi.co.jp/kaldinews/newitem/foods/pb_noserudake_mahrahjan.php

これが「食べる麻辣醤」。内容量は110gで、瓶は女性の手にすっぽり入るくらいのサイズ。



カロリーは100gあたり274kcalで……



原材料名には玉ねぎ、ショウガ、菜種油、コチジャン、醤油、ごま油、松の実、にんにく、唐辛子などのほか、干しエビ、花椒、八角、シナモンなどの香辛料が並んでいます。



フタを開けてみると、真っ赤な油の中に具が沈んでいました。



こんな感じで、目視でもゴマや松の実が確認できます。



「ご飯などシンプルな食材にかけるだけで『台湾風』になる」とのことなので、さっそくやってみます。



干しエビの旨みやゴマ、松の実、花椒の風味がしっかりと感じられますが、それ以上にビリビリと強烈な辛さが口の中に広がります。熱々のご飯と一緒に食べるとむせそうになるほどなのですが、クセになる辛さなので、箸を持つ手が止まらずどんどんご飯をかきこみます。白ご飯の他に、うどんなどの主食にもあいそうです。



「台湾風」とのことでしたが、五香粉や八角はそこまで強くありません。むしろ「本格マーボー豆腐から『本格的』と感じる部分を抜き出して凝縮した」ような味わいなので、マーボー豆腐好きなら試してみるべき一品といえそうです。



熱々のご飯だと辛さが倍増&ちょっと油っぽくなる、というコメントが出たので、豆腐にかけてみたところ……



なんちゃってマーボー豆腐に。確かに豆腐が冷たい分、辛さが抑えられ、食べる麻辣醤の「旨み」の部分をしっかりと感じられます。



「これ、もしや餃子につけてもおいしいのでは……?」ということで、実験してみました。



たっぷりと焼き餃子に食べる食べる麻辣醤をつけてみたところ、インスタントとは思えないほどの風味になったのですが、一方で餃子のニンニクが強すぎて食べる麻辣醤が脇役になり、「ちょっともったいないかも……」とも思えました。「香り」を楽しむ調味料なので、確かに合わせて食べるものはシンプルなものを選ぶとよさそうです。



試しに鶏ガラと食べる麻辣醤を入れただし巻きを作ってみたところ、お弁当のおかずとしてアリなほど、独特の旨みが凝縮した中華風だし巻きになっていました。だし巻きの場合は油が気になることもなく、食べる麻辣醤の香辛料の香りがしっかり感じられます。



なお、食べる麻辣醤は税込415円で、カルディの公式オンライショップから購入可能です。

カルディオリジナル 食べる麻辣醤 110g | カルディコーヒーファーム 公式オンラインショップ

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