ホリプロ所属の“女子鉄アナウンサー”久野知美さんが、ホリプロの南田裕介マネジャーとトークイベントに登場。このたび執筆した書籍の制作エピソードを披露しました。

分量は「車両限界を超えている」

 東京・神保町の書店「書泉グランデ」で2018年11月16日(金)、久野知美さんと南田裕介さんによるトークイベントが開催されました。


久野知美さんと南田裕介さんによるトークイベントの様子(2018年11月16日、乗りものニュース編集部撮影)。

「鉄道」と「鉄道ファン」を研究する書籍『鉄道とファン大研究読本 〜私たち車両限界、超えました〜』の発売を記念し、同書の著者でホリプロ所属の“女子鉄アナウンサー”久野さんと、監修を務めたホリプロの南田マネジャーが登壇。久野さんにとって初めての著書である同書の執筆、編集エピソードについて、自身が用意したスライドとともに振り返りました。

 南田さんが「字を詰め込みすぎ」とこぼすほど内容が満載の同書は、久野さんによると「車両限界を超えている」(通常よりも分量が多い)とのこと。ページ数をやり繰りするために目次は1ページ分に収めたといいます。


スライドを使いながら南田さんを紹介する久野さん。

著者の久野知美さん。

監修の南田裕介さん。

 見どころは、内容はもちろん、最後の奥付まで鉄道愛にあふれている本文デザインで、さらに「しいて挙げるならば第4章『妄想鉄道旅のススメ』です」と久野さん。当日はその第4章で取り上げた「妄想鉄道」の作者である“広報担当者”や“会長”も駆け付けており、参加者らと魅力を改めて共有していました。また、実際の鉄道会社が登場しているところも書籍のセールスポイントといいます。

 南田さんは、京急線で三崎口から品川に向かう「京急すごろく」を推薦。「次の正月にぜひ、実際に遊んでみてほしいです」とPRしました。

『鉄道とファン大研究読本 〜私たち車両限界、超えました〜』はA5判176ページ、定価1500円+税で、株式会社カンゼンより発売されています。