「ポケモンGO」のユーザーで賑わう台南都会公園の一角

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(台南 2日 中央社)スマートフォンゲーム「ポケモンGO」のユーザー向けイベント「Pokemon GO Safari Zone in Tainan」が1日、南部・台南市の台南都会公園を主会場に開幕した。台湾では通常見られないポケモンや珍しいポケモンが登場することから、主会場は国内外のユーザーでごった返した。市によれば、初日には主会場と市内30カ所のポケモン出現スポットを合わせ、約10万人が詰め掛けたという。

イベントは台南市政府観光旅遊局がポケモンGO運営元の協力を得て開催した。同局の王時思局長によれば、当初は開催5日間で20万人の動員を見込んでいたが、土日も控えていることから、最終的には30万人を突破する見通し。主会場では外国人ユーザーが1割を占めたという。市への経済波及効果は5億台湾元(約18億4800万円)に上るとみている。

市によれば、主会場の台南都会公園のほか、成功大学榕園、七股塩山、台南孔廟園区などの観光地でもポケモンの「サプライズ」があるという。

開催は5日まで。

(張栄祥/編集:名切千絵)