27日より広島対ソフトバンクによる2018年のプロ野球・日本シリーズが幕を開ける。開幕前日となる26日には、テレビ朝日「報道ステーション」にヤクルトスワローズ・青木宣親がゲスト出演。日本シリーズの見所を語り、勝敗を予想した。

まずは広島のキーマンを丸佳浩とした青木。田中広輔や菊池涼介が出塁し丸が帰すパターンに加え、「ツーアウトになっても丸選手が出塁して、その後の鈴木選手、松山選手が帰すというパターンも。本当に打線になっている」と彼を中心とした広島の強力打線を警戒した。

一方、ソフトバンクについてはCSで活躍した明石健志や西田哲朗、川島慶三といった日替わりのヒーローをあげ、「こういう脇の選手が活躍することで良い流れになっている」と指摘。投手陣については、武田翔太や石川柊太の名前を挙げ「このレベルのピッチャーを中継ぎに持ってこれるというのは余裕が出てくる」と話すと、勢いが重要な短期決戦にも「先発ピッチャーが早めに崩れたとしても、相手に流れが行きそうな時に武田選手や石川選手が代わりに出てきて流れを断ち切る」と説明した。

だが、青木は今回の日本シリーズを4勝3敗で広島の勝利と予想。「実力が拮抗しているんですけど、ホームアドバンテージがあるんじゃないかと。マツダスタジアムの応援は凄い。敵チームからするとアウェイ感がある」とその理由を語った。