9月5日、米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは、人気SF映画シリーズ『スター・ウォーズ』のプロデューサー、キャスリーン・ケネディ(写真)やベテラン女優のシシリー・タイソン(93)に、長年の映画業界への貢献を称え名誉賞を授与すると発表した。写真は昨年12月撮影
 - (2018年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

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[ロサンゼルス 5日 ロイター] - 米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは5日、人気SF映画シリーズ『スター・ウォーズ』のプロデューサー、キャスリーン・ケネディやベテラン女優のシシリー・タイソン(93)に、長年の映画業界への貢献を称え、名誉賞を授与すると発表した。

 ケネディは夫のフランク・マーシャルと共に、毎年映画プロデューサーに与えられる「アービング・G・タルバーグ記念賞」を授与される。女性の同賞受賞は初めて。

 ケネディとマーシャルは、スティーヴン・スピルバーグ監督とともに1981年にアンブリン・エンターテインメントを設立、『E.T.』『ジュラシック・パーク』『カラーパープル』など多くの名作を製作した。ケネディは2012年にルーカスフィルムの社長に就任、『スター・ウォーズ』シリーズを世に送り出した。

 ニューヨーク生まれでアフリカ系米国人女優のシシリー・タイソンは、アカデミー名誉賞を受賞する。

 『ダーティハリー』などの映画音楽を手がけたアルゼンチン出身の音楽家ラロ・シフリン、スピルバーグ監督の代理人を40年以上にわたって務めたマーヴィン・レヴィにも同賞が授与される。

 アカデミー名誉賞の授賞式は、11月にロサンゼルスで行われる。