『スター・ウォーズ』プロデューサーらに米アカデミー名誉賞
[ロサンゼルス 5日 ロイター] - 米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは5日、人気SF映画シリーズ『スター・ウォーズ』のプロデューサー、キャスリーン・ケネディやベテラン女優のシシリー・タイソン(93)に、長年の映画業界への貢献を称え、名誉賞を授与すると発表した。
ケネディは夫のフランク・マーシャルと共に、毎年映画プロデューサーに与えられる「アービング・G・タルバーグ記念賞」を授与される。女性の同賞受賞は初めて。
ケネディとマーシャルは、スティーヴン・スピルバーグ監督とともに1981年にアンブリン・エンターテインメントを設立、『E.T.』『ジュラシック・パーク』『カラーパープル』など多くの名作を製作した。ケネディは2012年にルーカスフィルムの社長に就任、『スター・ウォーズ』シリーズを世に送り出した。
ニューヨーク生まれでアフリカ系米国人女優のシシリー・タイソンは、アカデミー名誉賞を受賞する。
『ダーティハリー』などの映画音楽を手がけたアルゼンチン出身の音楽家ラロ・シフリン、スピルバーグ監督の代理人を40年以上にわたって務めたマーヴィン・レヴィにも同賞が授与される。
アカデミー名誉賞の授賞式は、11月にロサンゼルスで行われる。