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アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が12日、都内で行われた主演映画『空飛ぶタイヤ』(6月15日公開)の、「生存競争(いきていくの)はつらいよ 闘う戦士(もの)たちへ 川柳コンテスト」に、TKO(木本武宏・木下隆行)とともに登場した。

同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。

サザンオールスターズによる主題歌の歌詞にちなんだタイトルに、長瀬も「イベントで『生きていくのはつらいよ』ってタイトルすごいですね!」と驚く。川柳を募集し、1,000通以上の応募の中から約100名が選ばれた。

さらにその中から優秀賞に「作り笑い 『私は女優』と 言い聞かせ」、桑田佳祐が選んだ「サザンオールスターズ賞」に「俺の髪 生存競争 放棄する」「朝 山場 昼 正念場 夜 修羅場」、TKO賞に「あっ、白髪! 抜きたい、つかめぬ 遠近感…」、長瀬賞に「”今日中に” 出来上がったは 夜10時」が選ばれる結果となった。

TKO賞に選ばれた女性はステージ上に登壇。女性が長瀬ファンだと発覚すると、木下は「TKO賞だから」とけん制する。長瀬が「一応僕もTKO(TOKIO)ですけどね」と語ると、木本が「『TKO爆笑ライブ』みたいな余興があったらマジでTOKIOだと思ってくる人がいる」とエピソードを披露した。

その後木下と握手した女性に対し、木本が手を差し出すが、長瀬も「握手を」と言ったため、女性の目は長瀬に釘付け。目の前で手を差し出していたにもかかわらずスルーされた木本はショックを受けた様子で、長瀬が「しょうがない! 彼女も緊張してこう(周りが見えなくなって)ますから!」とフォローしていた。

また、長瀬が選んだ一首については「僕も今締め切りに追われてまして。スケート雑誌のコラムもやらせてもらってるんですが、『今日の昼まで』と言われてるのをやれてなくて『今日中に』と言ってるところ」とリアルな状況を重ねたという。川柳を書いた女性が「仕事でデザインを待っている時に、定時は18時なんですけど、なかなか連絡がこない」と、裏の状況を説明すると、「待ってる方なんですね。俺みたいなやつから10時にくるんですね」と反省していた。

長瀬賞に選ばれた女性には、作中に出てくる「赤松運送」の作業着をプレゼント。「メッシュになってて通気性もいいんですよ」と通販番組のように説明する長瀬は、自身のファンだという女性に、賞品の作業着を着せてあげる紳士っぷりを見せる。長瀬は「似合いますね。女性がどこか大きめなサイズを着るのは良いですね」と満足そうにしていた。