美しい緑と白のコントラスト

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雪といったら冬のもの、5月・6月になったら見れない!そう思っていませんか?そんな概念を覆す、なんと春先でも雪を堪能できるとっておきの場所が、岐阜にあるんです。

【写真を見る】これは一体なんでしょうか?

普段は、外国人から見た関西のビックリを紹介している「ビックリ関西」ですが、今回は番外編と題して、関西以外の日本のビックリをご紹介!

乗鞍スカイラインに沿って車を走らせると、その絶景に出会うことができます。向かう道中も溶け残った雪を見ることができます。台湾人レポーターも残雪に喜々していますが、まだまだこんなもんじゃありません。もう少し車を走らせ、スカイラインの終点へ。

車で登れる場所の中で、一番高い場所から見下ろしてみると、大きな雪の塊を見ることができます。

実際その場所に行ってみると、高く高く雪が積まれています。そのそびえたつ様子はまさに「雪の壁」と呼ぶことができるでしょう。「わたしの4倍くらいはありますかね?」と、自分の何倍もの高さの雪の壁にレポーターも興奮を隠せません。

ちなみに、壁に現れる黒い線は、この冬、雪がずっと降り積もっていたという証拠です。

「意外と柔らかいです。それがこんな立派な壁になるなんて…」

一見カチカチそうな雪の壁ですが、実際は指で穴をあけれたりするくらいの柔らかさ。どうしてこんな立派な壁になるのか、自然の力はとても不思議です。

4月に入ると除雪作業が始めまりますが、懸命にやって、なんとか車が通れるようになるとのこと。それまでは、道路にも10m以上雪が積もっているので、通ることができないそうですよ。

ちなみに、乗鞍スカイラインは、環境保全のためマイカー規制がかかっています。そのため、この景色は、バスか営業タクシーなどに乗らないとみることができない絶景です。といっても、ここに向かうバスは立山駅・扇沢駅からも発車しています。これを機に岐阜の絶景スポット、行ってみてはいかがでしょうか?(関西ウォーカー・西野 智美(ピー・キューブ))