日本初、空港間を結ぶガイド付き観光路線バスが運行開始 岩手県北バス
岩手県北バスがダイヤ改正を実施。日本初という、ふたつの地方空港間を結ぶ観光路線バス「仙台空港・松島・平泉・花巻線」の運行を開始しました。
観光ガイド付き、予約なしでも乗車可
岩手県内を中心にバス事業などを展開する岩手県北自動車(岩手県北バス)は2018年5月11日(金)、ダイヤを改正し、国内で初めて、ふたつの地方空港間を結ぶ観光路線バス「仙台空港・松島・平泉・花巻線」の運行を開始したと発表しました。
「仙台空港・松島・平泉・花巻線」のバス車両イメージ(画像:岩手県北自動車)。
2017年から運行している「仙台空港・松島・平泉線」を、岩手県の花巻空港まで延伸することで実現。仙台空港を起点に、日本三景・松島や世界文化遺産の平泉などを経て花巻空港までを結びます。
本路線はガイドが同乗し観光などを案内。車内では無料の「Michinori Free Wi-Fi」が使えます。乗車はインターネット予約が可能ですが、予約なしでも可。バス乗車券を提示すると、指定施設での特典も受けられます。
仙台空港発は1日6本、仙台空港行きは4本で、うち、両方向1本ずつが花巻空港発着。運賃(大人片道。子ども半額)は、仙台空港〜松島間1000円、仙台空港〜中尊寺・平泉間2500円、仙台空港〜花巻空港間3200円、松島〜中尊寺・平泉間2000円、松島〜花巻空港間2700円、中尊寺・平泉〜花巻空港間1000円です。