「日本フォーマルウェア文化普及協会」の発表会におけるファッションショーより

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「日本フォーマルウェア文化普及協会」の設立パーティが、18日の都内で開催。そこでは、横山宗生(よこやま むねたか)理事長が挨拶。同協会を立ち上げた狙いについて「日本人がフォーマルを着こなせないのは、英語を喋れないのと一緒で、仕組みを変えたい。その結果、日本の伝統文化や地域産業を盛り上げていきたい」と話した。

▼ 協会設立の狙いを語った、横山宗生理事長


「私はメンズの洋装を10年ほど手掛けてきて」と横山理事長。そこから全体を見たときに「日本人がフォーマルを着こなせないのは、一般の方のせいではない」と持論。「知識と経験が足りないだけ。伝え方の工夫を協会員で考えていきたい」と熱く語った。

続けて、ブライダル業界に「身を置いてから35年になる」という安部トシ子顧問も挨拶に立ち「ずっと気になってきたことは、日本の花婿さんがあんまりカッコ良くないこと」と秘めたる思いを明かし、「カッコイイ男性から、エスコートされると女性ももっと幸せになるはず。私も微力ながら、応援していきたい」と口にしていた。

パーティ会場の中央には、ランウェイも設置。日本の三大絹織物産地である西陣織、桐生織、米沢織の素材を使用した着物・和ドレス・和タキシードなどを着こなしたファッションショーも執り行われていた。

▼ 同時に開催されたファッションショーより