マナドーナ!クミーニョ!惨たんたるアルガルベカップからチームを建て直し、なでしこJAPANアジア制覇へあと1勝の巻。
アジア制覇へあと1勝!
ヨルダンはキングアブッドッラー2世スタジアム。赤と白のイスでビッシリと埋まった超アウェーに、アジア連覇を目指すなでしこが立ちました。準決勝、中国戦。すでに先に行なわれた試合でオーストラリアが苦戦の末に決勝進出を決めています。あのボール回し5分間のモヤモヤを、改めて決勝で吹き飛ばす。そして、2011年への感謝が少し薄れかかってきている世間に向けて、なでしこココにありを示す。大事な一戦です。
日本のスタメンは前戦から5人が入れ替わる、半ばターンオーバーのような形。チームの要となる阪口夢穂もベンチに控えます。若干の不安をおぼえなくもありませんが、チーム全員のチカラで戦えないようでは優勝はおぼつきません。勝てばもちろん「万全」の状態で決勝に進めるのですから、勝負のかけがいもあるというものです。
そして始まった試合。立ち上がりは静かで、オープニングシュートとなった岩渕真奈のミドルも、とりあえず蹴ってみたというところ。ただ、日本の運動量は非常に多く、走り勝ってペースを握っていきます。左サイドは何度も切り崩し、前半7分にはエリア内から宇津木が惜しいシュートを放つ場面も。
↓15分には岩渕の突破から触れば1点という場面も!
なかに岩渕がいればなー!
取れそうな感じがあるうちに取っちゃえ!
一方、中国はFWのリー・インなどパッと見で上背の圧を感じる選手も多く、セットプレーで高いボールを入れられるとヒヤッとします。ここまで力強いセーブを見せていたGK山下杏也加も今日はベンチということで、そのあたりもどう影響してくるか。ゴールを守るGK池田咲紀子に関する「手作り弁当で出勤」という世の中のほとんどの人にとって取り立てて違和感も何もない普通情報が、逆に準決勝らしい緊張感を高めてきます(※嘘です)。
そんななか、試合が動いたのは前半39分。1トップとしてボールを受け、攻撃を作り、守備に駆け戻り、まわりを動かしていたエース・岩渕が本来の仕事で躍動します。相手DFの間に入り込んだ岩渕は、足元に送られたボールを見事なトラップ一発でコントロールすると、味方のサポートの動きと相手を近づけさせないドリブルを駆使してシュート!GKの手をはじき、ズドンとネットに突き刺しました。今大会にあたって解説の大竹さんが今さらになって推してきた「マナドーナ」のあだ名、その看板に偽りナシの見事なゴール!
↓誰だ1トップ向いてないとか言ったの!スーパー大活躍じゃないか!
高倉監督就任後、一番いい前半だった!
どんどんよくなってきた!
勝つと、チームは、まとまる!
後半に入ると、ハーフタイムの間に檄でも飛ばされたか、中国が前への圧力を高めてきます。一方で、日本は少し笑顔も見えるなどリラックスムードで、立ち上がりには油断からピンチを招く場面も。さらにポストにシュートを当てられる場面など連続して訪れるピンチ。それでもこういうときに凌いで切り抜けるのが勝つチーム。ここぞで身体を張って、ゴールまでは許しません。
中国がワン・シャンシャンを投入して勝負をかけてくれば、日本もすかさず川澄を投入して締めにかかります。さらに長谷川唯をさげて横山久美を投入すると、フォーメーションも4-4-2のベーシックな形に戻してきます。これが先に1点ある立場の強み。しっかり前から追い回して、このまま残り15分ほどやり過ごせばOKという構えです。「前半走り過ぎちゃって私たち結構疲れてます、横山と川澄走れー!横山走れー!横山!」の心です!
そんなガマンのチームを救ったのはまたしてもFWのナイスゴールでした。得点の匂いも何もない、ふわーっと左サイドから攻め上がった場面、ボールを持った横山がペナルティエリア角から鋭く右足を振り抜くと、かなり長い距離のシュートはゴールにスコーンと吸い込まれます。さらに、直後には日本のシュートが相手の手に当たり、それがハンドでPKの判定に。横山落ち着いて決めて、あっという間の2得点で一気に3-0。お疲れ様、なでしこジャパン!まだ時間ありますけど、もう完全に勝ちました!!
↓解説の松木安太郎さんからは「クミーニョ」というありがたいあだ名もちょうだいしました!
なお、横山さんはこの2得点の直後に相手にPKを与えて疑似ハットトリック!
試合後のインタビューでは「(ゴールは)自分のなかでは射程圏内」「2年連続(※原文ママ)優勝したい」と饒舌!
クミーニョ、大暴れで帰りました!
少し前のアルガルベカップの時点では、あまりにも脆い守備に頭を抱えたものですが(※ユーロ女王のオランダに6点取られちゃった!男子だったら監督がもう解任されてるね!てへぺろ!)、厳しいグループステージの戦いを通じてチームも引き締まってきました。半分ターンオーバー気味の編成で、何人かの主力を1試合まるごと休ませることができたのも大きい。勝機を自力で引き寄せてきました。あとひとつ、勝ってアジア連覇へ。グループステージでは決着をつけそこねたオーストラリアに、なでしこの強さを見せてやりましょう!
次戦は長谷川唯さんに「ユイマール」とあだ名がつくよう祈ってます!
ヨルダンはキングアブッドッラー2世スタジアム。赤と白のイスでビッシリと埋まった超アウェーに、アジア連覇を目指すなでしこが立ちました。準決勝、中国戦。すでに先に行なわれた試合でオーストラリアが苦戦の末に決勝進出を決めています。あのボール回し5分間のモヤモヤを、改めて決勝で吹き飛ばす。そして、2011年への感謝が少し薄れかかってきている世間に向けて、なでしこココにありを示す。大事な一戦です。
そして始まった試合。立ち上がりは静かで、オープニングシュートとなった岩渕真奈のミドルも、とりあえず蹴ってみたというところ。ただ、日本の運動量は非常に多く、走り勝ってペースを握っていきます。左サイドは何度も切り崩し、前半7分にはエリア内から宇津木が惜しいシュートを放つ場面も。
↓15分には岩渕の突破から触れば1点という場面も!
15' CHANCE!
- FOX Sports LIVE! (@FSAsiaLive) 2018年4月17日
A great stepover and a drilled cross was just a little far from the attacker!#CHNvJPN #WAC2018 #Jordan2018 pic.twitter.com/oM7bImNhVu
なかに岩渕がいればなー!
取れそうな感じがあるうちに取っちゃえ!
一方、中国はFWのリー・インなどパッと見で上背の圧を感じる選手も多く、セットプレーで高いボールを入れられるとヒヤッとします。ここまで力強いセーブを見せていたGK山下杏也加も今日はベンチということで、そのあたりもどう影響してくるか。ゴールを守るGK池田咲紀子に関する「手作り弁当で出勤」という世の中のほとんどの人にとって取り立てて違和感も何もない普通情報が、逆に準決勝らしい緊張感を高めてきます(※嘘です)。
そんななか、試合が動いたのは前半39分。1トップとしてボールを受け、攻撃を作り、守備に駆け戻り、まわりを動かしていたエース・岩渕が本来の仕事で躍動します。相手DFの間に入り込んだ岩渕は、足元に送られたボールを見事なトラップ一発でコントロールすると、味方のサポートの動きと相手を近づけさせないドリブルを駆使してシュート!GKの手をはじき、ズドンとネットに突き刺しました。今大会にあたって解説の大竹さんが今さらになって推してきた「マナドーナ」のあだ名、その看板に偽りナシの見事なゴール!
↓誰だ1トップ向いてないとか言ったの!スーパー大活躍じゃないか!
高倉監督就任後、一番いい前半だった!
どんどんよくなってきた!
勝つと、チームは、まとまる!
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後半に入ると、ハーフタイムの間に檄でも飛ばされたか、中国が前への圧力を高めてきます。一方で、日本は少し笑顔も見えるなどリラックスムードで、立ち上がりには油断からピンチを招く場面も。さらにポストにシュートを当てられる場面など連続して訪れるピンチ。それでもこういうときに凌いで切り抜けるのが勝つチーム。ここぞで身体を張って、ゴールまでは許しません。
中国がワン・シャンシャンを投入して勝負をかけてくれば、日本もすかさず川澄を投入して締めにかかります。さらに長谷川唯をさげて横山久美を投入すると、フォーメーションも4-4-2のベーシックな形に戻してきます。これが先に1点ある立場の強み。しっかり前から追い回して、このまま残り15分ほどやり過ごせばOKという構えです。「前半走り過ぎちゃって私たち結構疲れてます、横山と川澄走れー!横山走れー!横山!」の心です!
そんなガマンのチームを救ったのはまたしてもFWのナイスゴールでした。得点の匂いも何もない、ふわーっと左サイドから攻め上がった場面、ボールを持った横山がペナルティエリア角から鋭く右足を振り抜くと、かなり長い距離のシュートはゴールにスコーンと吸い込まれます。さらに、直後には日本のシュートが相手の手に当たり、それがハンドでPKの判定に。横山落ち着いて決めて、あっという間の2得点で一気に3-0。お疲れ様、なでしこジャパン!まだ時間ありますけど、もう完全に勝ちました!!
↓解説の松木安太郎さんからは「クミーニョ」というありがたいあだ名もちょうだいしました!
なお、横山さんはこの2得点の直後に相手にPKを与えて疑似ハットトリック!
試合後のインタビューでは「(ゴールは)自分のなかでは射程圏内」「2年連続(※原文ママ)優勝したい」と饒舌!
クミーニョ、大暴れで帰りました!
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少し前のアルガルベカップの時点では、あまりにも脆い守備に頭を抱えたものですが(※ユーロ女王のオランダに6点取られちゃった!男子だったら監督がもう解任されてるね!てへぺろ!)、厳しいグループステージの戦いを通じてチームも引き締まってきました。半分ターンオーバー気味の編成で、何人かの主力を1試合まるごと休ませることができたのも大きい。勝機を自力で引き寄せてきました。あとひとつ、勝ってアジア連覇へ。グループステージでは決着をつけそこねたオーストラリアに、なでしこの強さを見せてやりましょう!
FULL-TIME | 🇨🇳 1-3 🇯🇵
- #WAC2018 (@theafcdotcom) 2018年4月17日
Japan outclass China PR to set up a #WAC2018 Final clash with Australia! #WAC2018 #Jordan2018 #CHNvJPN pic.twitter.com/F9lFBREBVQ
次戦は長谷川唯さんに「ユイマール」とあだ名がつくよう祈ってます!
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